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若狭神宮寺|福井県

若狭神宮寺
わかさじんぐうじ
 

若狭神宮寺

 

基本情報

 

御朱印

御朱印

参拝日:2023年9月9日
納経料:300円(直書)
授与所:寺務所(受付)

<御由緒>
山号霊応山。天台宗。現在も神事を執り行っている神仏習合の寺院。
若狭一の宮の神願寺として成立、縁起によれば元正天皇の勅命により和銅7年(714)に泰澄大師の弟子沙門滑元の創建したといわれています。鎌倉初期、若狭彦神社別当寺神宮寺と改名、七堂伽藍二十五坊を誇りましたが、豊臣時代に寺領を没収され、さらに明治初期の廃仏毀釈によって衰微しました。
本堂は、室町時代末期、天文22年(1553)越前守護朝倉義景が再建しました。大きさは間口14.34m、奥行き16.60mです。建築様式は、和様を主体にしたなかに、木鼻に天竺様繰形、唐用束梁などの大陸の技法が用いられており、妻飾も軒隅の反転とともに華麗な姿を表しています。
仁王門は、神宮寺北の玄関口で、間口6.37m、奥行き3.64m、棟高5.5mで8本の柱の上にこけらぶきの屋根がのっていました。構造や規模は簡素ですが、珍しい形をした蓑束などの様式は室町建築の先駆とさえいわれています。両端に安置されている木造金剛力士像には、至徳2年(1385)の墨書がみえます。
毎年3月2日、奈良東大寺二月堂に香水を送る「お水送り」神事を行っています。若狭では、お水送りが終わると春が訪れるといわれています。
神宮寺所蔵の木造男神・女神坐像は、国の重要文化財に指定されています。室町初期の作で、男神像は衣冠束帯(像高49.1cm)、女神像は小袿姿(像高50.9cm)、若狭一の宮の神宮寺奥の院に伝えられたの神像です。
小浜市 公式サイト<寺社・史跡>より)

 

 🐾 あしあと 🐾  

JR東小浜駅のレンタサイクルを利用して約20分。
奈良東大寺二月堂への「お水送り」が行われるお寺へ向かいます。
お寺の向かう道脇には、仁王門が見えてきます。

仁王門

仁王門は、車道側から右手の民家の並びにあるため見過ごす可能性があります。

仁王門

仁王門内部には、左右に立つ仁王像が見えます。

仁王像

門の先は、直線の畦道です。
最初はこの先にお寺の表門が続いていると分かりませんでしたが、帰りに表門から直線に続く道だと分かりました。
(自転車は通行に支障があるため、左側の車道に戻りお寺へ向かいます)

車道から右に曲がると本堂が少し見えます。
さらに右方向へ砂利道を進むと表門が見えてきます。

表門

表門を入ると、右手に手水があります。
左の受付で拝観料(500円)を払います。
受付は無人でしたが、今回は、御朱印をお願いしたいので、呼び鈴で奥から人を呼ばせていただきました。
境内に入ると緑鮮やかな庭、そして本堂があります。
最初は本堂内を拝観。

本堂

本堂横には、茶室の建物がありますが、中は使っていない感じです。

茶室

本堂裏山には、階段があり社のような建物がありました。

神社

本堂裏側は、動物除けなのか、辺りに紐が張り巡らせており、写真だけ撮って本堂へ戻りました。
境内周辺には、古びた建物が点在しています。

境内建物

境内建物

約10分程で拝観を終了。
私の後に一人の男性が来ていましたが、他に拝観する方が居なくて静寂な境内でした。

東小浜駅で同時に借りたレンタサイクル場で遭遇した中年夫婦の女性は、拝観料が必要なので入口で帰ったようでした。駅や彦・姫神社、この寺前で大声で話すので目立ちました)

拝観後、表門の受付に置かれた御朱印帳を受取り寺を後にしました。
表門先を見ると先程の仁王門が見えていましたが、砂利道の下り坂からあぜ道が続くので、右手に曲がり車道を進んで駅方面へ向かいました。

 

若狭神宮寺

Control number:
 G18_若狭神宮寺_ISG037_20230909
Create:2023.12.09

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