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若狭姫神社|福井県

若狭姫神
わかさひめじんじゃ
 

若狭姫神


 

基本情報

 

御朱印

御朱印

参拝日:2023年9月9日
初穂料:300円(直書)
授与所:授与所

<御由緒>
若狭一の宮は神社の記録によりますと、奈良時代初期にあたる養老5年(721)に創建されたといわれています。若狭一の宮は上社と下社の総称ですが、ふつう上社を「若狭彦神社」、下社を「若狭姫神社」と呼んでいます。彦神社は和銅7年(714)遠敷郡下根来村白石に創られましたが、霊亀元年(715)現在の地に遷社したとされています。祭神は、彦神社は彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと・山幸彦)、姫神社は豊玉姫命(とよたまひめみこと・乙姫)です。共に、海上安全、海幸大漁の守護神として信仰されています。
彦神社の本殿は、文化10年(1813)造営で正面、側面、向拝が3間の三間社流造桧皮葺の建物で、山を背景に建てられています。神門(中門)は天保元年(1830)の造営で、四脚門形式の切妻造桧皮葺、随神門は江戸時代後期の造営、八脚門形式の入母屋造桧皮葺です。
姫神社は、本殿は享和2年(1802)造営の正面3間、側面3間、向拝1間の流造桧皮葺の建物です。本殿を囲む瑞垣(透塀)の内部には千年杉で有名な神樹が聳(そび)え、千古の神域を一層森厳にしています。神門(中門)は、享和3年(1803)の造営、随神門は寛保3年(1743)の造営で、ほぼ上社と同じつくりとなっています。
この二つの神社で共通する点は、境内に、本殿・神門・随神門といわれる3つが一直線に配置されていることです。全体的には、彦神社は本殿の前面屋根が短く簡潔なところから厳粛な神殿といわれるのに対し、姫神社は本殿の屋根が流れるように伸びていますので、やさしく美しい感じを受けます。
姫神社の社叢はカゴノキ、ムクノキなど暖地性広葉樹林で、県の天然記念物に指定されています。
福井県小浜市公式サイト<寺社・史跡>より)

 

 🐾 あしあと 🐾  

若狭国一宮の若狭姫神社へ参拝。

JR小浜線東小浜駅で自転車を借りて約5分。
県道35号沿いに下社(若狭姫神社)があります。

若狭姫神
▶若狭彦神社(下社)
本殿・神門・随神門
延喜式神名帳(撰進927)、若狭国42座、遠敷郡16座(大2座、小14座)に記される若狭比古神社二座(名神大)が当社(下社)に当り、上社と併せて若狭一の宮とされる一国鎮守の大社である。かつて当社に伝世の重要文化財若狭国鎮守神人絵系図」(鎌倉期成立、国所有)には、明神鳥居を前方に、三間一戸の楼門と、その左右に起る板敷回廊が、三間社流造の本殿を四周する各丹塗の壮麗な社殿景観を画き、いまと比べて、その構造と配置の変遷を偲ばせる。
正しく東面する本殿は、享和2年(1802)造営の三間社流造(梁間二間 前室一間)、向拝一間、桧皮葺、素木造で組物はすべて三斗組、妻飾は豕扠首式である。向拝をうける方柱は手挾付で、下は浜床、母屋繋はない。中備は紋章透彫の蟇股を飾り、軒は正面を飛檐打越二軒、背面を二軒繁垂木で化粧する。正面前室の腰は菱格子を嵌め、外陣正面は蔀戸である。昇階は7級で納める。
この本殿は、大棟を梁間二間の内外陣中央におく流造に通例の、基準的建築構造のため、前方に長くのびる屋根の曲線は、まことに流麗で、破風の反も美しい。
神門(中門)は、享和3年(1803)の造営。切妻造平入、桧皮葺、素木造の至って閑雅な四脚門である。
随神門は、寛保3年(1743)の造営。入母屋造平入、桧皮葺、素木造、桁行三間、梁間二間の清雅な八脚門で中央の通路を挾む前面一間を、床高の随神座とし、左右各4軀の随神像が、左右に正対する珍しい形式である。この随神は、祭神に随従の吉祥八人と、神人絵系図は伝える。なお、随神門と神門の間には、昭和20年の雪害で倒壊した方三間入母屋造平入の拝殿跡が残っている。
<若狭小浜デジタル文化財小浜市教育員会)サイト>

先には、鳥居・随神門・神門・本殿と一直線上に見えてきます。

鳥居・随神門・神門・本殿と一直線
入口には、由緒記が掲げられていました。

由緒記
境内に入ると左側に手水舎があります。

手水舎
右手社務所横に手水井があります。

手水井
参拝前に社務所・授与所で御朱印をお願いします。

社務所・授与所
受付授与口には、御朱印帳や授与品が並んでいました。

御朱印帳や授与品
こちらでは、上社(若狭彦神社)と下社(若狭姫神社)の御朱印を拝受。

御朱印
社務所の向かいには、「弁才船模型」が置かれた建物があります。

「弁才船模型」が置かれた建物
<梵鐘>
弁才船模型(海幸丸)
若狭の奉納船の中ではもっとも古く、船全体の反りが少ない優美な船型
【若狭彦神社所蔵(遠敷)】

随神門へ向かいます。

随神門
左右の石燈籠は、江戸時代に奉納されたようです。

石燈籠
随神門の左右の中には、人形が参拝者を凝視されているようです。

随神門中の人形
随神門を潜ると右手に遠敷神社の扁額が掲げられていました。
(帰り際に気付きます)

遠敷神社の扁額
随神門の先には、社殿が見えます。

社殿
右側には能舞台があります。

能舞台
神門で参拝。

神門
神門下から本殿内部を拝観。

本殿内部
奥の本殿を横側から拝見。

本殿横風景
神門左には、御神木の千年杉があり、こちらでも参拝します。

御神木
他に境内に社が建っていました。

若狭彦神社(上社)と若狭姫神社(下社)のニ社を参拝。
共通点は、本殿・神門・随神門が一直線に境内に配置。
若狭彦神社は、本殿の前面屋根が短く簡潔なところから厳粛な神殿といわれるのに対し、若狭姫神社は本殿の屋根が流れるように伸びているので、優しく美しい印象でした。

若狭姫神

Control number:
 G18_若狭姫神社_ISG040_20230909
Create:2023.12.10

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