うどじんぐう
- 御祭神
日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊 - 創建
伝崇神天皇朝 - 所在地
宮崎県日南市大字宮浦3232 - 公式サイト
https://www.udojingu.or.jp/ - アクセス
宮崎交通鵜戸神宮バス停徒歩10分。
参拝日:2023年6月7日
初穂料:500円(直書)
授与所:授与所
当神宮のご創建は、第十代崇神天皇の御代と伝えられ、その後第五十代桓武天皇の延暦元年には、天台宗の僧と伝える光喜坊快久が、勅命によって当山初代別当となり、神殿を再興し、同時に寺院を建立して、勅号を「鵜戸山大権現吾平山仁王護国寺」と賜った。
また宗派が真言宗に移ったこともあり、洞内本宮の外、本堂には六観音を安置し、一時は西の高野とうたわれ、両部神道の一大道場として、盛観を極めていた。
そして明治維新とともに、権現号・寺院を廃して鵜戸神社となり、後に官幣大社鵜戸神宮にご昇格された。明治を130余年経過した今日、全国津々浦々から、日本民族の祖神誕生の聖地を訪れる参拝者は、四時絶えることなく続いている。
(公式サイトより)
鵜戸神宮バス停から鵜戸神宮の社殿までは、階段・トンネルを進んだ先にあります。(徒歩15分)
車の場合は神門前まで行くことができ、本殿までは5分程です。
今回は、バス停からの参拝。
こちらで駐車場には、大型バスの方向けの駐車場があります。
一般の普通車も駐車可能で、ここから参拝される方も見掛けました。
バス停近くには、階段が続く八丁坂参道が始まります。
現在は、新参道を進むと歩行者用トンネルがあり、旧参道の階段道より楽です。
新参道を10分程歩くと、神門が見えてきます。
こちらの後方が自家用車など大型車を除く駐車場です。
神門横に社務所があり、儀式殿が隣接しています。
その横には、稲荷神社があります。
神門を超え、楼門が見えてきます。
その先から右側には海が崖下に見えてきます。
その後、千鳥橋を渡ります。
右側には日向灘が見えます。
この先に玉橋があります。
ここから階段を下り御本殿のある洞窟へ。
本殿で参拝。
<御本殿>
八棟造・県指定有形文化財
主祭神の産殿の址とされる洞窟内に建つ朱塗りの色鮮やかな本殿。お参りはここで行い、作法は二拝二拍手一拝。
御主祭神の外に五柱の大神様をお祀りしている。延暦元年の再興以来、何回となく修改築されており、近いところでは昭和43年に行い(257年ぶり)、平成9年にも改修を行っている。
本殿参拝後、左側から洞窟奥へ向かいます。
奥には、母君の豊玉姫が御子の育児のため、両乳房をご神窟にくっつけて行かれたと伝える「おちちいわ」があります。
<お乳岩>
母君の豊玉姫が御子の育児のため、両乳房をご神窟にくっつけて行かれたと伝える「おちちいわ」は、いまもなお絶え間なく玉のような岩しみずを滴らせて、安産・育児を願う人々の信仰の拠り所となっている。
<お乳水>
ご主祭神は、豊玉姫がくっつけて行かれたお乳岩から滴り落ちる水でつくった飴を母乳がわりに、お育ちになったといわれている。現在のおちちあめもお乳岩から滴るお乳水でつくられている。
洞窟内の参拝を終え、御朱印を拝受。
御朱印は、岩内の入口建物で頂けます。
こちらでは、書置きの鵜戸稲荷神社と波切神社の御朱印も頂けます。
境内には、広島カープの絵馬が飾られていました。
境内は、断崖絶壁が続く岩場にあり、こちらでは運玉投げが行われています。
今回、購入(5玉・200円)。
男性は左投げ。
利き腕ではないので、距離感が分からず、一投目から三投目まで手前に失速。
四投目からは、利き腕の右で投げると岩の縄付近で跳ねて奥へ。
最後の五投目は、縄を超えた岩で跳ね奥へ。
失敗!
昔は、崖下の窪んだ穴にお金を投げていたようですが、危険な場所に子供が回収する光景を見て、現在は子供たち住民が造る運玉として販売していました。
<霊石亀石>
ご本殿下の磯に、母君豊玉姫が出産の為に乗って来られたと言われる霊石亀石(れいせきかめいし・桝形岩)がある。この亀石の背中に桝形の窪みがあり、この窪みに男性は左手、女性は右手で「運玉」を投げ入れ、見事入ると願いが叶うといわれている。
参拝を終え、楼門横から稲荷神社へ向かいます。
御朱印を頂いた波切神社は時間の都合上向かいませんでした。
Control number:
G45_鵜戸神宮_ISG030_20230607
Create:2023.12.01