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吉備津神社|岡山県

吉備津神社
きびつじんじゃ
 

吉備津神社
基本情報
御朱印

御朱印

参拝日:2022年8月27日
初穂料:500円(直書)
授与所:社務所(祈祷受付所)

<縁起>

当社は大吉備津彦命を主神とし、その異母弟の若日子建吉備津日子命と、その子吉備武彦命(キビタケヒコノミコト)等、一族の神々を合わせ祀っております。大吉備津彦命は第七代孝霊天皇の皇子にあたられ、もとのお名前を五十狭芹彦命(イサセリヒコノミコト)と申し上げ、武勇の誉れ高いお方であられます。

一説によりますと、第十代崇神天皇の御代、災害もなくなり天下もようやく治まってまいりましたが、都から遠く離れた地方には未だ朝廷に従わない者が多数おりました。そこで天皇即位十年に皇族の中から四人の将軍を選び、印綬を授け各地方に派遣し討伐することとなりました。すなはち、北陸道には大彦命(オオヒコノミコト)、東海道には武渟別命(タケヌナワケノミコト)、丹波には丹波道主命(タニハノミチヌシノミコト)、そして西道(後の山陽道)には大吉備津彦命が派遣されることとなりました。吉備津彦命と異母弟若日子建吉備津彦命は兵を率いて山陽道を進軍し、まず播磨国に達してここを「吉備の道口」と定められ加古川の畔で神祭を行っております。

その場所と思われるところに日岡神社が現存し天伊佐々比古命がお祀りされています。こうして命は吉備国に入り、人々を苦しめ鬼と恐れられていた温羅一族を苦戦の末退治することができ、この地方に平和と秩序をもたらしたと云われております。

当社がいつごろ誰によって造営されたのかについては、文献もなく確かなことは分かりませんが、ただ言い伝えによると、一説に吉備津彦命から五代目の孫にあたる加夜臣奈留美命(カヤオミナルミノミコト)という人が祖神として吉備津彦命をお祀りしたのが起源であると云われております。

また一説に若建日子吉備津彦命から三代目の孫と云われる稲速別命(イナハヤワケノミコト)・御友別命(ミトモワケノミコト)・鴨別命(カモワケノミコト)が始めて社殿を造りお祀りしたとも云われます。さらに一説に仁徳天皇が吉備海部直の娘である黒媛を慕ってこの地に行幸したときに、吉備津彦の功績を聞き称えるために社殿を創建してお祀りしたのが起源とも伝わっております。
(公式サイトより)

 🐾 あしあと 🐾  

今回は、岡山駅西口バス停から期間限定(2022.7.16~9.25の土日祝日)で無料運行される「吉備ロマン無料循環バス」に乗車。

吉備ロマン無料循環バス
運行経路には、吉備津彦神社、吉備津神社最上稲荷があります。
バスに乗車して吉備津神社前で下車。

吉備津神社は、かつては吉備国の一宮でありましたが、後に備前・備中・備後に分かれ、現在は備中一宮です。
昔話の桃太郎のモデルだった第7代孝霊天皇の第3皇子・大吉備津彦命を祀っています。

場所は、JR吉備津駅から徒歩10分ですが、今回のバス停は神社のバス駐車場付近にあり便利でした。

駐車場側から階段を上がると随神門が見えてきます。

北隋神門
その先にすぐ拝殿・本殿が見えてきます。

拝殿

拝殿の扁額
拝殿で参拝後、御朱印を拝受。
御朱印は本殿に向かって左側の社務所で受付が行われます。
(番号札を渡され、しばらく待ちます)

吉備津神社御朱印
真ん中に吉備津神社と明記され、右上に三備一宮、真ん中に吉備津神社の朱印が入っています。

御朱印を待っている間に、左奥の一童社(学問・芸能の神様をお祭りしており、江戸時代の国学者も厚く信仰の場)へ。

一童社の手前にある祈願トンネル

一童社
こちらは少し高台になっており、ここから吉備津神社の本殿・拝殿が美しく見ることができます。

本殿
御朱印を拝受後、今度は本殿右側へ向かうと南随神門が見えてきます。
◆南随神門

南随神門

廻廊の途中に位置し、延文2年(1357年)再建当社諸殿宇中最古の建造物。
御祭神に従い吉備国の平定に活躍した神々が祀られています。(重要文化財

この先から回廊が350m続きます。
◆回廊

回廊

天正7年(1579年)再建、全長360mにもおよび、自然の地形そのままに一直線に建てられています。
(県指定重要文化財

回廊の途中には、社(えびす宮・岩山宮・祖霊社・水子慰霊社・三社宮・御供殿・本宮社)が点在しています。

三社宮
また、回廊右側には御竈殿があり、こちらでは鳴釜神事が行われる場所のようで、中に煙が見えていました。

御竈殿

御竈殿内の煙

慶長17年(1612年)安原知種が願主となり再建され、神秘的な鳴釜神事は古来より全国に知られています。
重要文化財

回廊の先には、滝祭神社が岩の上に鎮座していました。
この辺りに旧社務所があり、こちら側にも鳥居がありました。

社務所の鳥居
鳥居を進み車道を歩くと大きな池の中央に、商売の神 吉備国最古の吉備神が祀られていり宇賀神社が見えてきます。

宇賀神社
こちらにも参拝し、駐車場へ向かいました。
駐車場の隅の一画に桃太郎像が置かれていました。

桃太郎像

吉備津神社

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Create:2024.04.03

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