うじじんじゃ
- 御祭神
大山祇神 - 創建
804年以前 - 所在地
三重県伊勢市宇治今在家町172 - 公式サイト
http://www.ujijinja.com/ - アクセス
三重交通・内宮前バス停徒歩5分
宇治神社は神路山のふもと、五十鈴川のほとり(左岸)に鎮座し、伊勢神宮の内宮さまの鳥居前町「宇治」をお守りくださる氏神さまをお祀りしています。
主祭神は大山祇神(オオヤマツミノカミ)で神生みの際お生まれになられた山神の最高神といわれています。宇治神社には、足神神社の宇麻志阿斯訶備比古遅神(ウマシアシカビヒコヂノカミ)、 蓬莱稲荷神社の宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)など25柱の神様が合祀されています。
また、中世より鳥居前町として栄えた館(たち)・今在家(いまざいけ)・中之切(なかのきり)・浦田(うらた)の四ヶ町と、 これらの町で暮らし、働き、縁ある人々を、日々お守り下さる産土神(うぶすなのかみ)でもあります。
古くは四ヶ町でそれぞれ祀られていた神社の御祭神と旧内宮所管社の御祭神25柱が宇治神社に合祀されたのは、明治41年(1908年)のことです。 以来、当社の御神徳のもとに、同じ氏子として互いに深い精神的なつながりを持ち、神領民としての誇りを保ちながら、お祀りを続け今日に至っております。
平成28年11月26日(2016年)に第六回式年遷宮が斎行されて新しい御本殿にお遷りになりました。また平成29年には境内にある足神神社と蓬莱稲荷神社も新しく建て替えられました。
(公式サイトより)
伊勢神宮内宮の宇治橋前付近に鎮座する宇治神社。
多くの方は宇治橋を渡り内宮へ行かれますが、宇治神社は橋の正面駐車場傍です。
道路沿いに階段が続く先に宇治神社があります。
入口から「足神さん」の幕が目につきますが、呼称で親しまれているところです。
宇治神社に祀られている神様は、古事記で天地が初めて開けた時に4番目にお生まれになった神様とされいます。「足神さん」の呼称で親しまれ、病気の平癒を祈願し、お礼にわらじを奉納する習わしがあります。
宇治神社は「神宮略典」によると「皇大神宮末社」葦立弖社(あしたてしゃ)に擬し、一説には宝暦年間(1751~1764年)磯部街道笹原茶屋の亭主が、足を傷した老狐の治療に手を尽くしたものの、その効無く悶死した老狐を厚く葬り山神に祖霊と祀り崇敬したと言われています。その後、足の疲労平癒を祈れば必ず加護ありと遠くからも訪れ、わらじや絵馬、のぼりを献ずる人が多くなりました。
近年では、スポーツ選手が「足が速くなるように、良い記録が出るように」とお参りされたり、足を痛めた方が「撫石撫ぜ」患部を撫でると治ると言われてお参りされる人も多く見られます。
また、伊勢市出身の野口みずきさんがアテネオリンピックの前にお参りし、金メダルを獲得したことでも脚光を浴びました。
(伊勢志摩観光ナビWebより)
階段を上がると手水舎が見えてきます。
水は、自動センサーでした。
先に進むと右手に社務所、奥に鳥居と社殿らしきものが見えます。
階段を上がり、左手に「足神さん」と書かれた足神神社がありました。
宇治神社に来ましたが、拝殿は足神神社の後方にあります。
右には、古殿地もありました。
境内には、蓬莱稲荷神社があり、宇治神社の拝殿、足神神社、蓬莱稲荷神社が360度で見渡たせます。
この日は小雨の降る日で、神社境内で参拝客は見掛けませんでした。
参拝後、参道の社務所で御朱印を拝受。
受付の女性の方に
私:御朱印が頂けない(無人)と思っていました
女性:コロナ禍で無人の場合もありました
女性:現在は日中開けています
と応対して頂き、御朱印を拝受。
社務所の窓口付近には、2004年のアテネオリンピックで伊勢出身の野口みずきさんが奉納された記念わらじが展示されていました。
そう言えば、境内の足神神社には「わらじ」が掛かっていました。
Control number:
G24_宇治神社_ISG012_20230601
Create:2023.12.07