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東丸神社|京都府

東丸神社
あずままろじんじゃ
 

東丸神社
基本情報
御朱印

御朱印

参拝日:2022年1月10日
初穂料:300円(書置)
授与所:授与所

<由来>
江戸中期の国学者伏見稲荷大社の社家(荷田姓羽倉氏の出身)に生まれた荷田東丸(春満)(かだのあずままろ)を祭る。
春満は賀茂真淵の師で本居宣長らとともに国学の四大人の一人。
近くに旧宅と墓地がある。1883年(明治16)春満に正四位が贈られたのを記念して社殿を造営、創祀された。
1936年(昭和11年)に現本殿に改造営される。以来「学問向上、受験合格」の神として広く崇敬される。
建立:1883(明治16)年
(京都観光Naviより)
 🐾 あしあと 🐾  

伏見稲荷の参道・境内に隣接する神社。
境内社に思えますが、独立した神社です。
伏見稲荷大社の社家・荷田姓羽倉氏の出身で、国学四大人の一人・荷田東丸(春満)を祀っています。

国学四大人とは、荷田春満賀茂真淵本居宣長平田篤胤の四人であり、それぞれを祭神とする旧府県社クラスの神社がある。すなわち当社、縣居神社(賀茂真淵浜松市中区本居宣長ノ宮(本居宣長三重県松阪市)、彌高神社(平田篤胤秋田県秋田市)である。

荷田春満旧宅横の鳥居を進むと朱色の社殿が見えます。
境内には、手水舎があり清めます。

手水舎

社前案内
拝殿で参拝。
参拝後、境内の社務所(授与所)で御朱印を拝受。
授与所でお願いすると
「こちらは伏見稲荷大社御朱印ではないですが。。。」
「東丸神社ですよ」
と返答がありました。
恐らく、多くの参拝者が間違って来られる感じで、事前に言われるようです。

書置きで、中央に梅の輪郭内に「学徳成就 東丸神社」、右上に社名印が押されていました。
境内には、荷田社(左)・春葉殿(右)があります。

荷田社(左)・春葉殿(右)

荷田社は東丸神社の祭神である荷田東丸の遠祖にあたる
荷田殷、嗣、早、龍の4霊を合祀しています。

711年に稲荷大神が稲荷山三ヶ峯鎮座の際、
最初に奉仕したのが荷田殷で
以来、荷田家は代々、伏見稲荷大社のお世話を務めています。

この祖神のうち特に龍は髙徳で学問に優れ
弘法大師とも親交あり、龍頭大夫・龍頭太などと称せられました。

龍の死去の際は、雷鳴風雨はげしく、早咲の梅花悉く裏向きになり、
黒雲を呼びあたかも龍神昇天の如くと伝えられています。
このため荷田家の家紋は一重裏梅花を用いています。

 

春葉殿は、「東丸大人(あずままろうし)御神像」を祀る社。
社名は、荷田春満の歌集「春葉集(しゅんようしゅう)」に由来。
大人(うし)は、学者や師匠に対する敬称。
「〇〇先生」のようなものです。
こちらは、古いお守り・お札をお返しする納札所です。

東丸神社

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 G26_東丸神社_FUJ028_20220110
Create:2024.02.12

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